読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

「九十歳。何がめでたい」を読んで

書籍
スポンサーリンク

最近「九十歳。何がめでたい」という本を読みました。

この本は大正12年生まれ、92歳の佐藤愛子さんが作家生活の集大成として書かれた本で、内容は『女性セブン』に連載されたエッセイに加筆修正を加えたものです。

著者である佐藤さんはこれまでに数々の小説を出版し、直木賞も受賞している作家です。

90年以上生きてきた佐藤さんユーモア溢れる文章がとても面白くて、読み終えた後はかなり元気をもらえました。

思うように動かない身体への嘆き、世の中に対する不満など、好き放題言いたいことを言って、90歳を超えているのに、今の若い世代よりパワーがみなぎっていて、とても痛快でした。

他にも中学生による殺人事件や橋下徹元大阪市長に対する物言いなど最近起きた出来事に対してもあれこれ述べているので、とても興味深い内容ばかりです。

これまでに多くの経験をしてきた佐藤さんだからこそかける文章があるのだと思います。

多くの人間は健康で長生きしたいと思うかもしれないが、実際に長生きしている人間からすると身体は不自由になるし、技術の進歩に付いていけなくなる。

この本を読んだ後は長生きに憧れている人はその考えを改め直した方が良いのかもしれないと思わされました。

人生を長く生きればそれだけ様々な経験をしているので、何だか1つ1つのことがとても心に響きました。

私もまだ佐藤さんに比べれば、若いので負けないように頑張ろうと思います。

人生に悩んでいる方に読んでもらいたい本です。